輝く☆ スペイン・アンダルシア地方でのエピソードをご紹介します♪
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lloviend
今日でDoriが亡くなって2週間経つ

とても長く
とても短い時間だった

夕べからDoriの夢を何度も見て
近くにいるような感覚になったけど
目が覚めるといないから、涙が出た

Doriのベットに誰もいないから
それを見てまた涙が出た
ほんの少しだけど

お花を新しく
Doriの神殿に飾り
いつもと同じようにお水を変え
キャンドルとお線香を灯した

あと2週間経ったらDoriのお骨を海辺に埋める

そしたら
海の神ポセイドンが迎えにきてくれるだろう
西風の神ゼピュロスが白い毛をなでながら遊んでくれるだろう
夜には星空の神アストライオスがおとぎ話を聞かせくれるだろう

そしたら
日の出には暁の神エーオースが優しいkissで起こしてくれるのだろう
アポロン神は美し音楽を奏でてくれるだろう

そしたら
もっと自由に空を飛べるようになるだろう

そして
私の涙もきらきらと夜空に舞いあがり
星屑となって光るだろう

with love kamala

霧の精
霧
昨夜、セビリアに来て初めての霧の夜だった。

セビリアは1年を通して比較的乾燥しているので、霧が出ることはめったにない。

昨日は午前中すごい雨が降っていて、午後からやんだのだが、珍しく厚いグレーの雲が一日中空を覆っていたから、ドリの散歩に出た意外は、家でじっとしていた。

だから夕食後、散歩に行く時、霧がでていて、驚いた。

ドリに思わず「わー、霧だよ!」と話しかけてしまったくらいだ。

とても幻想的で、16歳の時、初めてヨーロッパ旅行に来た時を想い出した。

丁度今のようにクリスマスの時期でLondonのアンティークなホテルに泊まった。

夜中に目が覚め、窓の外を見たら昨夜のように真っ白な霧がかかっていた。

ゴールドの街頭の光のしたで、シルクハットに長いマントを羽織ったスマートなゼントルマンが早足で歩き過ぎ去って行くのをホテルの窓から眺めていたのを憶えている。

私はその頃シャーロックホームズの大ファンだったので、まるでホームズが本から出て来て目下の道を歩いているのかと夢を見ている気分だった。


 

全てをおおいかくしてくれる霧

心の痛みも悲しみも

うっすらと白いペールなベールで

 

街全体がオパールな色に変わる

街がしっとりと

人がゆっくりと

心に目を向ける

外にみえていたものが見えなくなるから

 

霧の小さな精たちが魔法をかける

人がもっと優しくなれるように

オパールの粉をふりかける

magic of mist fairies


霧の小さな精たちが頬にkissをする

人は微笑む

意味もなしに

kiss of mist fairies

 

 

 

今朝もまだうっすらと霧がかかり、街全体がペールなオパールのベールに包まれている。

私も小さく微笑む。

with love kamala

 


火の鳥ーphoenix
phoenix
ダイヤモンドのヴィーナスが輝き始める時
フェニックスが大空を舞う
東から西へ
大きく羽を広げ
真っ青な空をその金色の火の粉で染めていく

その金の火の粉が私たちに降りそそがれ
ハートの奥底に触れていく
私たちもまた永遠であることを想い出すために

東の空がインディゴに染まる頃
フェニックスが大空を舞う
ガラスのようなshiva moonと共に
闇を連れて

今まで見えなかった光を見せるために
今まで気づかなかった魂を照らすために

西のコーラルに染まる地平線に沈んで行く太陽を追いかけるように
東から西へ
フェニックスは舞う
金粉を真っ青な空にまき散らながら
新しく輝きだした星たちと共に
新しく輝き始めた私たちの魂と共に

phoenix en cielo de costa de luz

with love Kamala