日本、タイへの1月半にわたる長い旅からセビリアに帰宅したものの、プラナーダの出張で移動が重なる日々。今週末はまたマドリッドに行かなければならない。
旅に出ると普段と違い、食べ物が乱れる。
私自身、もっと意志が強ければと思うのだが、世の中美味しいものの誘惑がたくさんあり、特に、日本は食べ物がおいしい。
あんこの入った和菓子などは、目の前に出されるとNOとはなかなか言えないのだ。
そんな感じでずるずると調子にのって、タイでは普段食べない加熱した油を取っていた。
しかし、帰宅するころになると、身体が悲鳴を上げる。
あんこの小豆は問題ないのだが、白糖がいけない。
酸化した油を身体に入れるなんて・・・。
今考えるとなんだか感覚がおかしくなっていた。
今回は特に思い知らされている。
肌に久しぶりにアトピーが出てしまい、何年かぶりに手の平に出たから何もできなくなった。
ストップのサインだ。
昨日朝起きて自分の手の平をみて思った。「私は何もできない。今まで何をして来たのだろう。また同じことを繰り返している。身体の声を聞いてあげないと・・・・。etc」落ち込んだ。
昨日から食べものをクリンにし、量もグッと控えるようにした。
今日から洗腸を開始した。もっと早くすれば良かったと思うけど、ここまで来ないとできなかった自分かいる。
感情か沢山出て来た。
「こんな感情の渦の中で、本当にマドリッドに行ってアルーンのグループのヘルパーなんかできるのだろうか?」
自分のことで精一杯の自分。気持ちに余裕がない。そんな自分をジャッジしている自分。
いろいろ観える。
プラナーダはアルーンのセッションをしてくれた。タイでは沢山のタイマッサージのセッションを受けたが、アルーンのセッションを受けるのは2ヶ月ぶりかな?
彼もセビリアに帰って来てから、自分の患者さんの診療や、なんだかんだ疲れているのに、申し訳ないと思ったりもしたが、素直にタッチを受け取った。
はっきり言って上手かった。コンシャスタッチそのものだった。
タッチが身体を通してハートまで届く。
それと同時にたくさんの悲しみを感じる。
涙がこぼれて、泣けて、なけて、仕方がない。
外に向かっているエネルギーが内に向かい始めた。
壊れそうな自分がいて、それと共に居られる自分も居る。
自分を大切にできるのは自分しかいないのに、かまけていた。
責めても後の祭り。
だけど、気づいたから、その瞬間から何かできる。
身体に愛を注げば、自然と心も愛で満ちて来る。
U are what U eat.「あなたはあなたの食べるものそのものだ。」という言葉を最近はよく目にする。
食べ物をクリンにすれば、身体も気持ちもクリンになり、より光と共に生きられる。
3歩進んで2歩さがる自分である。
時々、2歩半さがるときもあるが、
そんな自分も愛そう。
With love & light kamala
3日間しかないカンボジアの日程。行動のポイント3つに置いた。
1、ローカルの生活を知る。
2、クリーンなfood
3、もちろん寺院巡り。
1のローカルの生活は、私たちのドライバーの話しを聞いたり、ローカルマーケットに行ったりした。
私達のミニバスドライバーは日本の昭和初期のハンサム顔をした粋な30歳前の男性で、3歳になる女の子と奥さんの3人暮らし、実家は田舎の方で行くのに丸1日かかるので、年に1度の4月の年期の変わり目に家族を連れて乗り合い車で里帰りするといっていた。この乗り合い車とは、自家用車の後ろに台車みたいなものをつけて、そこに何人もの人を乗せて町から村へと行ける車。車の中に乗ったら少し高い賃金を台車に乗ればすごく安いお金で移動できる手段。時々台車がはじける程人を乗せて走っている車を道で見た。
彼は普通の暮らしをしている。月給150$くらい、ハイシーズンは毎日休み無しに働くらしい。私達がいた3日間も朝9時にゲストハウスに迎えに来て、夜11時過ぎにホテルに帰るまで、いろいろ所に運転していってもらった。待ちから歩いて帰えるというと、彼のプライドがゆるさない。「大丈夫です。好きなだけ観光してください。待っていますから。」と、夜遅くまで疲れていても自分の任務を果たしたがった。仕事があるだけありがたいとよく言っていた。カンボジアの教育補助金は全くないらしく、子供を学校に入れたければ、月60$くらいかかると言っていたから、給料の約半分を学費としてもっていかれるらしい。日本の教育制度をすごくうらやましがっていた。
ローカルのマーケットは私を虜にした。人が1人通れる程の狭い道をはさんで、ここぞとばかり、フルーツ、野菜、魚などが売っていて、食堂コーナーや、ココナッツコーナー、薬草屋、カードギャンブルをしているばあちゃんの店、パレオを売っているところ、食器やなんやら、とにかくありとあらゆる日用必需品がそこにはある。日本の味の素のかかせない食材の1つのようで、あじのもとという言葉ハカンボジア人皆が知っているようだった。複雑な入り交じった香りに私はマスクをつけてマーケットに毎朝フルーツとふかしサツマイモを買いにいった。言葉は通じないところが特に好きだった。ココナッツウォーターは毎朝50]]>