輝く☆ スペイン・アンダルシア地方でのエピソードをご紹介します♪
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20年前のインドの香り
edificio centro

昨日の突然の断水があった。
朝10時半頃、水道の蛇口をひねったら、水が出てこなかった。
えー?
と思ったけど、
私のセビリアに住んで1年半、これで3回目なのでどこかで、
またかな?
てな感じだった。
断水はいつものようにアナスンスも何もなかったけど、3時間程で終わったので、お昼の支度には間に合った。
(スペインのお昼はみな2時過ぎからスタートします。だからレストランもその位の時間から開きます。)

お昼の時間に迷惑にならないように工事を終わらせてくれたというよりも、
工事現場のワーカーたちが自分のお昼ご飯を食べたいので急いで仕事したという気がする。

edificio centro2

私のすんでいるところはOLD Townの一部なので、たまにこういった断水や停電がある。
もちろんアナウンスはなく、近所の人も結構のんきにしているから、誰も文句を言わない。
スペインはヨーロッパのインド。
特にアンダルシアはその香りがつよい。
今朝など、Risasとの散歩で朝早く古い石畳の小径をあるいていたら、インドの香りがしたので、憶いはインドに飛んで行った。
よく、「明日ね」と物事を終わらせないで、その明日は2度と来なかったりするし、
今度こうしたい、ああしたい、という意見を聞くけど、現実になるのにとても長い時間がかかるときが多々ある。

私も普通の日本人らしく、初めての断水の時は近所に人に聞いたりしたけど、誰も知らなかったから、工事現場を探して、近所をうろうろして、ワーカーに聞きに行ったりもしたけど、彼らも「たぶん後30分くらいかな?」とかあいまいで、30分で終わるわけがない様な状態だと一目で分かるのに言うから、2度目からはのんきに気にせず過ごすようになった。

停電のときは、夕方くらくなった時になったのだが、突然電気が消えたので、バルコニーから身を乗り出して見た。そしたら家の前の通りは全ての電気が消えていたので停電とわかった。

この21世紀にヨーロッパにいながらまだ20年前のインドの様な気分を味わうのは悪くない。

banco espana

この3枚の写真はセビリアのセンターの建物。
3枚目の写真はスペイン銀行(日本で言う日銀)この銀行の前の木は四角くカットしてあるのがスペインの発想らしく面白いから写しました。
ちなみにこのスペイン銀行の建物の中はすばらしいアンティークで贅沢なデザインでとてもきれいなのです。

with love kamala


クリエーティブに生きる
buddha
ここ先週末から、私の中でcreativityがテーマとなっている。
なぜ、この創造性に改めて意識が行ったかというと、
スペイン語の勉強に苦労していて、どうしたら、
より楽しくスペイン語を身につけられるか?
といつも考えていて、先週末ふと、思いついた方法があった。

私のスペイン語の2のプシャは幼稚園の先生をしていて、2週間程前にその幼稚園から本を4冊も持って来てくれた。
かわいい絵がたくさん描いてある絵本なのだが、眠る前にベットで読もうとすると、わからない単語が出て来て、辞書を引いたりしているうちに眠くなり、3ー4行しか読めない。
だからなかなか進まずにいた。
そして、それがストレスになっていた。
先週末ビーチに行った時に、時間がたっぷりあったので、コンピューターを開きスペイン語の勉強でもしよう!と教科書と、新しく買ったノートをデスクの前に用意した。
だが、そのノートはいつものB4サイズのノートと違ってB5サイズのものだたので、
????
とおかしな感じがした。
うーん!と首をかしげたときに、その隣りにおいてあった絵本が目に入ったので、開いてみたら、
ピン!
(あーこれを写そう!)とアイデアが浮かんだので、ノートを1行おき使い、全ての文章を写しにしてみた。
そしてその1行開けたところに、わからない単語の意味を調べて書いて、
それと同時に動詞の原形も書いておく。(本はほとんど過去形で書いてあるでしょ。)
写す時に同時に声に出して読んで行くこともした。
そしたら、あっ、という間に本1冊、2時間位で丸写し出来た。
次の日も2冊目をやってみたら同じように、楽しく出来た。
あーこれなら簡単かも?
と、少し長い絵本に変えて今はやっているところなのだが、なかなかGOOD!
がんばらなくてもできる。

そう、そのがんばらなくてできることが出来るようになると長く続けられる。

これってとっても創造的な勉強方法だと思う!
こういったアイデアをひらめくととてもうれしい。

私が思うに、創造性とは絵を描いたり、本を書いたり、物を創りだしたりすることももちろん創造性なのだが、
こういったクリエーティブな行動、つまり、いかに楽しくやらなければいけないことをするかというのも大きな創造性で、
たとえば、洗濯物を干す時、どうしたらクリップの後が残らないように干すかとか、
冷蔵庫の中身が少ない時に、そのある材料の中で、おいしい夕食をさっと作るのも、
愛犬リサスにどうしたら、新しい大切なarcheの室内履きをかじられないようにするかとかを工夫するもの、
人生という道を歩く上で、何かにつまずいて転けたとしても、さりげなく、スッと、クールに立ち上がれるようになることなども、
偉大なクリエティビティーだと思う。

ちなみにこの写真のBUDDHAはバリに住むドイツ人の知人がカップルで描いたもの。
赤と青だけの色鉛筆で書いてあるものの写真。
16年前にインドで初めて会った時にくださった。
その時、「知らない人からこんな高価なものをいただけない。」
と一度お断りしたのだが、
「写真だし、そんなにこの絵を気に入ってくれたのならそれだけで充分ですよ。」とプレゼントしてくれた。

with love kamala


フルーツDay☆
punta nube
最近身体の変化を感じる。
季節の変わり目のせいか、この暑さのせいか、身体がだるい日々が続く。
特に朝ヨガをする時間がないと、夕方、身体の痛みを前よりも感じるようになったし、ジャンクフードを調子に乗って2ー3日食べる日がつづくと、軽い頭痛を感じる。
もうすぐ44歳、そろそろ更年期に入るのだろう。

特に女性の更年期が一般的には知られているが、男女問わずあるのを知っていますか?
そうですよね。
男女共、同じように身体を持ってい生まれて来ているのだから、年齢と共に変化があるのは決まっている。
私の場合は肉体にも感じるが、感情が温泉がのように沸き出て来るときがあり、観ていると映画よりも面白いときがある。
自分の感情ながら、その変化がかなりドラマチックだと思う。

肉体的に不調を感じる時はフルーツDayにする。
今日もその日なのだが、
フルーツ、ナッツ(RAW)、ドライフルーツ、ハーブティー、水で1日を過ごす。

朝はハーブティーで始め、
次にレモン、オレンジ、グレープフルーツジュースを飲む。
1ー2時間後にスムージーを作る。
ちなみに今日のスムージーの中身は
バナナ、マンゴ、もも、びわ、すもも、リンゴ、フレッシュミント、と緑の葉野菜(アセルガというものを使ったが、例えばかぶの葉っぱとか、小松菜とかでもいい。)水をミキサーにかけてまぜるだけ。
このスムージーは胃腸を休ませ、充分なビタミン、ミネラルが吸収できるので、非常に身体のために良い。

昼は好きなフルーツ。
サクランボとアプリコットとイチジクにした。
この3つは最近のお気に入りのフルーツ。

夕方(先程)空腹を感じたので、スイカを食べた。
スイカなどのメロンファミリーは柑橘系と同様に他のフルーツと混ぜて食べてはいけないので、必ず空腹時に食すことが大切。

今夜はセッションの予約がある。
セッション後は非常にお腹がすくため、たぶん何かフルーツを食べるだろう。

このフルーツDayにすると2日程は非常にお通じがよくなる。
身体も気分も軽くなる。
栄養素も充分補給出来るため、仕事も出来るし、クッキングをしなくてもいいので時間もたっぷりあり、普段と違うことが出来る。
この日は余裕があるのだ。

気がつくと、私は10日に1日くらいの割合で行っているようだ。

with love kamala
JUGEMテーマ:海外生活

ジャカランダ
jacaranda
写真のジャカランダの花、中南米が原産で、オーストラリアなどでも良く見かけた。
大木になるのだが、セビリアでも街の広場や公園、センターステーションの辺りでは街路樹に植えられている。
かすかな品の良い香りが私は大好きで、樹の下を通ると深呼吸をして香りをたっぷり楽しみ、落ちている花を拾っては髪飾りにしている。


ジャカランダという名のバンドがあった。
アフリカンドラムとダンスの大人数の楽しいバンドだった。
名古屋で、きみちゃんとサットプレムやその仲間たちが中心に活躍していた。
きみちゃんというのは、はっきりした年齢はわからなかった。65を過ぎていることは確かな、私の親友だった。
2008年の12月31日に亡くなったのだが、
このジャカランダの花が彼女は大好きだった。

彼女とはよく遊んだ、音楽好きな彼女からよくライブに誘われて、一緒に行った。
3日間の野外ライブに岐阜の山奥に行ったことがあるが、夜中まで遊んで、音楽を聴いて、テントで寝泊まりして、本当に楽しかった。
満月の夜に大きな野外公園での小さなファイヤーショーとジャンベのパーティーにも行ったのを憶えている。
彼女といると、まるで日本にいるのに、海外で遊んでいるような開放的な遊びになった。
良く笑った。
何でも話せる人だった。
彼女が癌にかかって動くのが不自由になったときは週に1度、セッションやびわの葉灸をしに行った。

2009年の元旦に和尚庵に遊びに行ったとき、
「知ってる?きみちゃん昨日亡くなったんだよ。」とミータがこそっと耳元で教えてくれた。
「えー。クリスマスイブに病院に会いに行ったの。その時きみちゃん、ベットの上に正座して、『カマラちゃんありがとうね。』ってハグして、『あー気持ちいいハグだった、これで私も少しは長く生きられるパワーをもらったわ』って言ってたのに...」
他の人もいたので、その時は和尚庵で明るく笑いながらすごし話しは短く終わったのだが、
夜、家に帰ったら、いろんな人から電話が入っていて、その知らせを聞いているうちに、涙が止まらなくなって、次の日のお葬式にいっても涙が止まらなく、本当に自分で何が起こっているのかわからなかった。
近くの人に先立たれるのは初めての体験だったので、1週間程、そのショックと死に対する恐怖を目の当りに見させられた。
自分に起こっていることがわからなかった。
後にも先にも、あのような体験はしないだろう。

時間が必要だった。
長い時間が。

49日にきみちゃんの妹さんのスパニッシュレストランでパーティーが開催された。
まるできみちゃんがいる様なパーティーを弟さんが主催してくださった。
フラメンコやアフリカンドラムや、きみちゃんの好きなミージシャンたちもたくさん来て、歌や踊りを捧げた。

きみちゃんは周りの人たちを幸せにするパワーをもっていた。
素晴らしい人だった。
あの人の様な人にこの先会えるのだろうか?


きみちゃん一家はおいしいスパニッシュレストランを名古屋で経営している。
みんな大のスペイン好きで、陽気な家族だ。

スペイン料理 エルトレロ
名古屋市昭和区御器所3-1-43藤田ビル 1F
Tel:052-882-5977


セビリアではジャカランダの花が年に2度咲く、
春と秋に。
この花が咲くと樹の下で深呼吸をし、花たちの間を通り抜けているそよ風の音を聞く。
それは、きみちゃんの歌声のようだ。


with love kamala

スペイン語のレッスン
flores de punta
昨日から新しいスペイン語の先生パトリとのレッスンが始まった。
はっきり言って全然期待していなかったけど、
今までの先生の中で一番面白いレッスンだった。

パトリは25歳で、ジャーナリスト。
フランス語、英語、スペイン語の3カ国語を話す。
もう一人の先生のプシャからの紹介で、知り合った。
まるで先生の資格を持っているかのようにわかりやすく、歌を使って言葉や発音を憶えたりした。

今は、学校でのレッスンが終わったので、個人レッスンのみ。
アナとプシャ、そして3人目のパトリ。

レッスンと言っても、お月謝を払っているのではなく、変わりにARUNのセッションと交換して習っていて、皆友人たちなのだ。
彼らにセッションがとても必要なのと、私にスペイン語のお勉強が必要なのでで、丁度いいバランスになっているようだ。

日本人にはRの発音が難しい。
だから新しい子犬もRISASと名付けた。
もちろん前の愛犬の名前DORIのRIをとったのもあるが、
Rから始まることによって、スペイン語のでは、舌をオートバイのマフラーの様な音にしてバイプレーとさせたRRの日本語にない舌を巻く強い発音にしなければならないので、それの練習もかねてこの名前にしたのだ。

この練習の仕方はプシャから教わったのだが、自転車に乗るときや掃除機をかけるときに、子供がするように、オートバイのエンジンの音のまねをする。

毎日練習していると出来るようになるもので、4ヶ月経った今は95%位の確率で発音出来るようになった。

ハー、取りあえず良かった!

スペイン語の勉強は嫌いではないのだけど、左脳が発達していない私の場合、憶えるのに非常に努力がいる。

パトリに、
「カマラは大体言っていることがわかっているでしょ?」
と言われ、
「私がわかるのは、スペイン語がわかるのではなく、直感でその時のエネルギーを感じるからわかるのよ。」
と言ったら
「じゃあ、INTUIR=直感。この言葉から始めよう。」
とスタートしたレッスンの1時間半は、マインドにフックされる暇もなくあっと言う間に過ぎた。

素晴らしい体験だった。

with love kamala




月
月、
今日は、新月2日目。
月が少しずつ姿を現し始めた。
蟹座の新月から始まったので、ゆっくりと隠されていた感情が少しずつ、少しずつと、意識の光に照らし出されて行く感じがする。
特に、わたしはアセンダントが蟹座になるから、蟹座の月の影響は敏感に感じ取ることが出来る。

満月もいいけど、
新月の光は好きだ。
しっとりとして、静かで、穏やかで、
美しい。

新月は、とても女性的で、心地がいい。

昔、月と共に旅行していたときがある。
ドイツに住んでいた頃だが、月がかけて行くときは動かず、月が満ち始めるときに旅行した。
月が運んでくれるエネルギーは私に大きな影響を及ぼすのに気づいたからだ。
だから、月がかけて行くときはエネルギーも日に日に静かになるので、旅行のように動くのは、私には向いていないのだ。
新月になり月が満ちはじめると、私の中で眠っていたエネルギーが動き出すので、旅行には最適なときなのだ。
新しい土地に、満ちて行くエネルギーと共に到着することによって、その土地での行動がやりやすくなる。

誰に教えられた訳でもなく、ただ、「直感で」というより、気分がいいので何となくそのようにしていた。
そしてその「何となく」はとても力強い助けになった。

今も大きな旅行のプランを立てるときは月の動きを観ている。

遥か彼方の太陽の放す光が、月という地球の周りをまわる衛星に反射して、この聖なる惑星地球に住む私たちのエネルギーや、奥底の感情にまで影響する。

とても神秘的で、とてもミラクルな現象だと感じる。

with love kamala


夏野菜のココナッツカレー
flores rojos
今日は久しぶりに夏野菜のココナッツカレーを作りました。

材料①
ショウガ 少々(好みに合わせて)
ニンニク 2片
セロリのみじん切り 大さじ3ー4杯
パセリのみじん切り 大さじ1杯
タマネギのみじん切り 1カップ弱
ブラックペッパー 小さじ半分
レモングラス 少々
リンゴ小 半分
チリ小 1個


材料②
ジャガイモ 1個
ニンジン 1個
玉ねぎ 1個
なす 1個
ズッキーニ 1個
ピーマン 3ー4個
トマト大 1個
マッシュルーム大 3個
他にインゲンなどの野菜も入れてもいい。


材料③
ココナッツミルク1缶

材料④
カレーパウダー
コリアンダのパウダー(生が合ったらそれに越したことはない)
バジル(タイバジルがあればベスト。なければ乾燥したバジルパウダーでOK)
海塩 少々

材料⑤
マンゴ 半分


作り方
A.
材料①を少なめの水で蒸し煮します。

B.
材料②を食べやすい大きさに切り、Aのお湯が沸騰したら火が通りにくい野菜の順に入れて行きます。野菜も一緒に蒸しにします。

C.
Bが丁度いい固さになったら、材料③と④を入れかき混ぜ、さっと沸騰したら火をとめて最後に材料⑤を入れて、玄米や、キヌアと一緒に食べて下さい。

☆ショウガのみじん切りと、ネギのみじん切りを薬味として添えるとおいしいです。


☆私はオイルを加熱しないヘルシークッキングなので、材料①を炒めず蒸し煮にしましたが、気にしない方はこれを弱火で良い香りがするまで炒め、その後すぐにカレー粉を加え軽く炒めてから材料②の順に入れて行くとより風味が出ます。

タイカレーのアレンジです。
スパイスはお好みに合わせてどうぞ。

with love kamala

Ricio=ロシオ
nina1
アンダルシア地方では年に1度各町ごとにお祭りがあります。
セビリアではフエリアと呼ばれ、4月の第3週の1週間ずっと24時間続く。
女たちはみなジプシーのドレスと呼ばれる、フラメンコドレスに身を包み、バラの花を髪に飾り、男たちは正装し、お金持ちは馬車に乗ってフェリア会場間で出向き、飲め、食え、踊れ、歌えを1週間ずっと繰り返す。
セビリアのフェリアは世界中に知られていて、毎年多国から観光客もあつまり、にぎやかで浮かれた1週間をすごす。
このファリアには商業を背景とした歴史があり、昔はこの祭りの時に色々なもの(動物も含め)を売り買いしたらしい。
だからリッチ!
とても華やかなのだ。

ninas

5月に入るとロシオという巡礼の銀の道の出発点と言われている小さな町でもフェリアに似たお祭りがある。
ここでもセビリアと同様に女たちはフラメンコドレスに大きなバラの花を着飾るのだが、1つ違うのは靴はウエスタンブーツを履くのだ、というのは街の道全てが舗装されていなく、砂なのでヒールの靴ははいていられない。
そして男はパンツをサスペンダーでつり、短めのジャケットに、パナマのかんかん帽をかぶっている。
歴史的な背景には宗教的儀式の流れなのだ。
お店は少なく、各家の人に招待されて行くのだが、フェリア同様飲み、食い、踊り、歌う。
このときの食事は各家庭の自慢料理が出され、超美味しい!
従姉妹に招待されたので、私も今年はリサスも一緒に連れて、日曜日の昼にバスでリサスをバックに忍び込ませて。
お腹いっぱいまで食べて、手拍子&足拍子で、セビリアーナを踊る従姉妹とその友人の子供たちとで、にぎやかに過ごし、夕方暗くなる前に帰って来たけど、本当は、そのホリーサンデーの夕方から、ロシオの有名なマリアさまが神輿でかつぎだされ町中を練り歩くのがクライマックス。
この教会のマリアさまはスペイン人のカソリック教徒なら一生に一度は拝みたいものらしい。
私も以前教会に行ったことがあるが、それはそれは見事な教会で、平日なのに参拝者のロウソクの灯りがずっと絶えなかった。

nina2

ちなみにこのティンタという女の子、リサスにfall in loveをして、リサスに触りまくり。
リサスの方は大変迷惑で、隠れ回っていて、この日を境に子供嫌いになってしまった。

こう言うのがトラウマト呼ばれるんだなー。
目の当りに見た私だった。

with love kamala


ポテトとさやいんげんの温サラダ
restaurante
最近よく作るポテトとさやいんげんの温サラダ。
消化にも良く、夏の暑い時にでもペロッと食べられる重宝な一品。

ジャガイモは皮をむき1cmくらいの扇形に切る。(食べよい大きさにする。)
さやいんげんはへたを取り3cmくらいに切る。

ジャガイモを少なめ(ジャガイモが半分くらい浸るほど)の水で、ゆで、柔らかくなって来たかな〜?もう少しかな〜?という時にさやいんげんをたし、お好みの固さになったら火を止めます。
そしたらすぐパセリのみじん切りと玉ねぎのスライスと海塩をさっと加えふたをしてむらす。
2ー3分後ふたを開け、湯で水を切ってもよいし、そのままでもOK。
ブラックペッパーをお好みで加えてから皿に盛り、食べる直前にオリーブイオルをかけます。

温かくても冷たくても美味しいです。

sevilla edificio

ジャガイモは、南米のアンデス山脈が原産地。
16世紀頃スペインからヨーロッパに広まり、江戸時代に日本に渡って来たといわれています。
ジャガイモには、ビタミンC豊富に含まれていて、そのビタミンはでんぷん質の中にふくまれるので加熱しても壊れません。
カロリーがご飯の半分くらいしかないため美容食の1つです。

いんげんまめの歴史は非常に古く4千年もまえに中央アメリカ(メキシコ)で栽培されていたと言わています。
タンパク質、糖質、カルシウム、ビタミンB1、B2、繊維質などが含まれているので日差しの強い夏にはビタミンBが強力なhelperとなってくれるでしょう。

with love kamala


爪切り
風見鶏
私の大切な宝物の爪切りはドイツ製の14金張り。
爪切りのロールスロイス。

ドイツ人の彼と暮していた時に、彼が爪をハサミで切っているのを見てびっくりしてた。
「何それ?ハサミで爪を切るの?。」
と聞いたら、
「これは詰め切り専用のハサミだよ。カマラが言ってるのはアメリカンスタイルのものでしょ?それよりこのタイプが僕は好きなんだよ。」
と言った。
「ヘー、すごいカッコいい!」
と憧れていた私に、お誕生日プレゼントとして買ってくれた。

茶のスエードのヒョウ柄で、5cm×10cmくらいのコンパトケースに入っていて、
ハサミが大小の2本に、つめやすりとピンセットがついたもの。
もう15年以上いつも使ってるが、何も問題がない。

それをもらった時、そのハサミでの爪の切り方も一緒に習った。

まずは1枚の爪を何回にも分けて切るのではなく、一度にカーブを描くように爪に対して90°にハサミをあてて切って行く。
初めのうちは何度も練習が必要だった。
左手の爪きれいに切れても、右手の爪は難しいという状態がしばらく続き、
やっと自然に切れるようになった。

飛行機に乗る時間違えて手荷物で持っていたのを取り上げられそうになった時、
「これ14金で大切なのもなの、だから、降りる時に必ず返してくれるように計らって。」
と係の人に頼んだこともある。

もらった時に
「この爪切りは自分の手グセがつくから誰にも貸してはいけないよ。」
と言われたので、一度も他に使われたことはない。

旅をする時もいつも一緒だったが、今回の日本に行った時はたった2週間ということで、荷物を減らす為に持って行かなかったら、やはり恋しくなった。

もうその時プレセンとしてくれた人とは一緒に暮らしていないが、爪切りを使うたびに想い出は蘇って来る。

with love kamala