輝く☆ スペイン・アンダルシア地方でのエピソードをご紹介します♪
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Ange'lica
Angelica
昨日物を買わない宣言をしたのだが、必要な物がこういう時に無くなるという、皮肉サ・・・。

ご愛用のL’OCCITABTEのフェイスクリームが底をつきた。
だからやはり昨夜病院に物を届けに行く途中で、モウしまいかけのそのお店の前を通りかると、店員さんはシャッターを降ろしていたので、
「また来週来るわねー。」と言って自転車で去ろうとしたら、
「大丈夫よ、寄って行って下さい!。」とスペインでは珍しいサービス。

新製品のBIOのクリームのプロマモーション中だった。
名前はアンジェリカ。
思わず今まで使っていた物を切り替えて、このサマー用にアンジェリカを購入!

すーっとして気持ちがよく、即座に気に入った。
上の写真のプタント。
こっちではちょっと田舎に行くと雑草のようにはえている。
肌を冷やす効果があり夏には最適のハーブだそうだ。
ピクルスに入れたりもする。

フェイスクリームなどの日用品は毎日使う物だからきちんとした物を肌につけたい。
このアンジェリカ、なんだが天使からの贈り物のようで、うれしい毎日を過ごせそうだ。

an angel kiss 
OXOX Kamala
Benamaoma
Benamaoma
少し前に韓国の友人のロハと一緒にベナマオマというカディツ州の田舎に行ってきた。
ここは小川の横に散歩コースが作ってあり、2年程前に老犬ドリを連れて行ったときは4kmの道をやたら時間をかけて歩いたのだが、
今回ロハとリサスとの道は同じ道でもすいすいと歩けて、(こんなに楽だった?)と思ったくらいあっとゆう間に往復してしまった。
一緒に歩く人によって、こんなに違う感覚なんだ!
と、少々驚き。
ロハと一緒に「私はもう少しハードなアドベンチャーがある方が好きだわ!」何て言って余裕を噛ましていたくらいだった。

Benamaoma1

熱いから汗だくになるのだが、その感じが、なんだか、
「身体にいいことしている感じ」で爽快なのだ。

もちろん空気もきれいだし、お弁当にロハの作った韓国風のゴマの風味の香る薪寿司と私の野菜オムレツを途中で食べて、休憩して、
女二人でなかなか楽しかった。

Benamaoma2

この友人のロハはエコロジスト。
物を買わない主義。
物質の溢れすぎているこの社会で、出来るだけ物に走らないように、心がけている。
私もかなり見習うようになったけど、かわいい物を見ると欲しくなってしまう。
最近は3回に2回はLet go出来るようになったけど、日本から帰ってから、また調子が狂っている。
特に最近は義理の姉の病院の見舞いなど、炎天下の中、自転車乗り回して行き、自分の時間が少なくなり、少しストレス気味だったから、このエコロジー精神がどこかに飛んで行ってしまっていることが多々合ったが、またしっかり元に戻そうと思いつつある今日この頃、内側の誓いという感じでロハとの写真を載せてみた。

LOVE EARTH Kamala
ガブリエルの家
ガブリエルの家
今日は大天使ガブリエルの家にお邪魔した。
彼はプラナーダの従姉妹の息子で11歳。
日曜から熱を出して寝ていたため、今日も学校は休みで、義理の従姉妹(彼のお母さん)も今日は仕事を休んでいたので、一緒に遊ぼうという感覚だった。

薪寿司とグリーンスムージーを作っていたので約束の12時より30分近く送れたら、丁度家を出る頃電話がかかって来た。
しびれを切らしているから早く来てくれ・・・と。

お家の前はなんども通ったことがあったが、初めてお邪魔した。
マンションのペントハウスに住んでいて、そのマンション自体が古い建物を新しく改装したものだったので、階段も、踊り場もスペースが一杯。

家の床が白の大理石。
白いラブラドール。
植木の沢山ある大きな屋上のテラス。
心理学者のお母さんと、大学のアートの先生のお父さん。
お姉さんはラウラと言う名の高校生。お母さんそっくりの美人。
(さすが大天使ガブリエル、生まれて来る所を選んで来たんだね!)

お家の中にはお父さんの素晴らしい絵が沢山かかっていて、子供が2人もいるのに余計なものがなく洗練されていた。
(カメラを持って行かなかったのが悔やまれた!)

ガブリエルは家族の中で一番ハンサムで、一番聡明な感じ。
病気で昨日まで何も食べてないので2kgも体重が落ちたといっていたが、エネルギーは一番キラキラしていた。

ほんのちょっとお邪魔するつもりだったのが、どうしてもと言われてプラナーダも呼び出して、昼食を皆でとることになった。
このどうしてもの理由がかわいかったからNOが言えなかったのだ。
「テーブルをきれいにセットしてご飯を食べたいのー!だからお願い。」って。

こういうこって徳だと思う!ついついゆうことを聞いてしまうのだ。

カーネーションとカラーのお花があり、一緒にお花を生けて、薪寿司を切って、お皿はどれにする? とか・・・。
オリーブとチーズとガスパッチョの他に何にしようかー?とか・・・。

色々と話しながら、お母さんと買い出しも言ったりして、3時の食事の時間になった。

ガブリエルの家1
プラナーだと私の他はお箸を持つのが初めての家族だったが、カブリエルとお父さんは直ぐに上手に使えた。
「過去性は日本人だったねー。」
とか言って笑ったり、私のアホなスペイン語とかに転けたりして、あっという間に時も過ぎてしまったが、
最後に私がデッサンを習いたいんだと言ったら、お父さんは講義をし始めた。

このお父さん、大学の先生と言ってもとってもユニークなキャラでマンガチックな顔なのだ。
絵の描き方を教え始めると、ただ一言、上手い!
「さすがプロ」
教え方を知っていると言うか、シンプルでわかりやすい。
今まで習った先生の中でNO1!

ガブリエルの家2
今日は、大天使ガブリエルのお見舞いに行ったはずが、思わず大きなギフトと絵の宿題をもらって帰って来た。

大天使ガブリエルは大天使ミカエルをサポートしているらしい。
私は昔からミカエルとのコネクションが深いのだが、ガブリエルもついているんだわー。

ありがとう。大天使ガブリエル。

an angel kiss・・・
o×o×

kamala

日本人をアンダルシアで生きる
伊勢神宮鳥居
今日は満月だから、いろんなことが起こっている。

7時からフラメンコのレッスンで皆はステージのために練習中。
私ともう一人はステージに立たないことに決めた。
先生のカルロスは恐怖からだと思ってるけど、
それより何より、私は人のためにダンスをすることをめったに好まないのだ。
昔からそれはずっと同じ。
ダンスは死ぬ程好きだし、何時間でも踊れるけど、
人に見せるダンスをすると、自分のダンスでなくなるので、入っていけないのだ。
それにショーダンスは観ていて退屈する。

フラメンコは習い始めてよくわかったが奥が深い。
日本人の私がなかなか踊りこなせない。
あのフラメンコの情熱の感情の感覚に深く入って表現できないのだ。

クラスの皆はもちろんスペイン人だからとても上手だ!
私はテクニックは上手にできるし、だから見た目は上手く感じるのだが、
自分で本当に納得した踊りが出来ない。

日本人である自分を誇りに思っている自分がいて、
その日本の美的感覚が邪魔するのだ!

日本のワビサビの世界をなかなか他の国の日とが理解できないように、
私もフラメンコを踊りこなすことは出来ないと痛感している。
だけど、やはりこのアンダルシアの社会で行きているから、フラメンコの歌や踊りは社会になじむために習っている。

今日はダンスのクラスはライブが入ったので踊ってて気持ちよかった!
だから出来るだけライブで踊りたかったけど、2回目の番が回って来た時タイムオーバーでショーにでない人は踊らないように言われた。
思わずみんなと同じようにショーに出ようかとも考えたりしたけど、やはりYESの答えが自分から返って来なかった。
カルロス先生にはちょっとカッチンと来たけど、帰道によく考えた。
これって何のチャレンジなんだろうと・・・。
答えは
「私らしく生きるために選択したことに責任を取る。」
ということだなーって。

伊勢神宮五十鈴川


家に帰ればの水道が壊れ、水が漏れ!
そして、今は水道の元栓を締め必要なときだけ開いて使用する。

水は感情の比喩だから・・・。

今日の満月は確か蠍座に在る。
ブッタがエンライトした満月だ。
だから気づきが強烈に起こるなー。

自分らしく生きるために頑固でいるのではなく水のように柔軟性を持って生きよう!

with peace & love kamala

ローマ人の造った道
ローマの道 道
ローマ時代にローマ人が作ったと言われている道を歩きにウンブリッケという村に行った。

ローマの道 pranada
道と言っても石がゴロゴロと落ちている今まで歩いた道の中で一番歩きにくかった様な所を歩く。

ローマの道 絵
絵を見るとその当時はちゃんとした石畳の道のようだが、
今ではたった3kmの隣町までゆうに2時間もかかるような道のり。
(案内には1時間と書いてあったけど・・・。)

「全ての道はローマに通じる」
と言われたようにこの道もローマに通じていたのだろう。
ローマ時代に私が返って、この道を歩いているのを想像したりしてみたら、本当に一瞬ワープした気がしたときもあった。


ローマの道2
行きは下り坂。

つい調子に乗って、自分をプッシュしすぎて、右足のケンをいためたようだが、帰りもあると思い、泣き言を言わずにとにかく歩く。

ローマの道 map
折り返し地点の村のバールで簡単なタパスを食べた。
このバールのウエイターはチリ人で、アンダルシアの典型的な夏の冷たいスープガスパッチョを知らなくて私は面食らった。
(セビリアではガスパッチョを知らなければウエイターは勤まらない!)
それに肉は食べないからサンドイッチをチースだけで頼んだら、ハム入りで持って来た???
(そうなんだ。信じられないが、スペインってハムは肉に入らないようだ。)

ローマの道 Risas
帰道の草原で昼寝休憩。
シエスタがないとアンダルシアンのプラナーダには夜が来ないのだ。
さすがにこの頃になると、私の右足がジンジン痛んで来たが、まだ先は長いので、弱音を吐かず取りあえず寝た。

ローマの道 植物 
帰道の終点近くになるともう足が痛くてゆっくりしか先に進めなくなり、
「痛いんだよねー。」ともらし始めたらその痛みがどんどん増して行った。
(だからイタいって口にするのをずっとこらえてたんだよ。ー)

ローマの道 パッションフラワー
昼の1時から始まった炎天下の初夏の太陽の下の過酷なハイキングは、夕方8時近くに取りあえず完走!
足は痛いがハートは充実感で一杯だった。

ローマの道 kamala
かなりのハードさだったが途中では美しい風景が沢山拝見でき、もう一度近々戻りたいという気持ち強いので、毎日散歩の距離を長くして足を鍛えている今日この頃。
時々汗だくになって何も考えずに太陽の下を歩くのは大好きだ。


ローマの道 花

with peace & love kamala

セビリアに無事着地
casa pirato2
4月26日に名古屋を発ち、
フランクフルトーマドリードをへて、セビリア空港に27日に着くや直ぐ、
プラナーダの出張のお供で海に行った。
フライトは順調だったが、私はフランクフルトの空港でトランジットの時に眠りこけてしまい、危うくマドリード便に乗り遅れる所だった。
(まあ、ギリギリセーフの所が私らしい!)
このフランクフルトの空港はなんども利用しているが、よく乗り遅れそうになり、何とか乗れている。という私にとっては不思議な場所なのだ。


海の家で時差ぼけを楽しみながらとポケーッとして過ごしたかったのに、義理の従兄弟の結婚式がカーサ・ピラトという、博物館にもなっている、セビリアの大きな古いお屋敷であったので30日にセビリアに一時帰宅。

casa pirato

このカーサピラトはトム・クルーズとキャメロン・ディアツの映画のロケで1週間貸し切りで使っていた。
プライベート博物館で、実際に今でもオーナーはこのお屋敷の片隅に住んでみえるらしい。
セビリアの家から歩いて5分なのでよく散歩で前を通るのだが、入館したのは初めて。

まあそれはそれは美しい。

casa pirato1

まるで白い馬に乗った王子さまが通りかかるような・・・おとぎ話の世界に入ってしまったかの様で、あっちこっち探検したり豪華な食事を楽しむことができた。

casa pirato5

夜の9時半から始まったカクテルパーティーは、最高のプレゼンテーションであった。
夜中の12時を過ぎてもまだまだ続き、私は久しぶりのスペイン人相手に、(なんて良くしゃべる民族なんだろう?)と心の中でつぶやきながら、日本人としてのお愛想スマイルは振りまいていた。

casapirato3

とうとう2時半を回った頃、お腹が一杯過ぎてもう何も入らないし、なれないシンデレラの靴にも疲れ果てて、いい加減に帰ろう!と決心し、
最後に甘いハチミツ漬けのアラブのお菓子とドライなシェリー酒をグイッと飲み干し、馬車はカボチャに変わってしまったので、久しぶりのほろ酔いで千鳥足とは行かないまでも肌に冷たい夜風を心地よく感じながら歩いて帰宅した。

casa pirato4

久しぶりの我家のベッドはおとぎ話のお城のベットよりもずっと心地よく、ふわふわの雲に包まれているように、すやすやと夢の世界へと入って行った。

あのコージャスなカクテルパーティーが夢だったのか、我家の雲のふわふわベットが夢だったのかはわからないが、
セビリアに帰って来て、はじめての社会交流がこんな素敵な場所であったなんて、今年も何か良いことありそうな予感・・・。

with love kamala